アクション ★4(どうせ観るならこの評価以上の映画を!)

【ベイビー・ドライバー】★4の感想「エドガー・ライト監督作品の最高峰!見るべし!」

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エドガーライト監督、好きなんですよ。ハズレが少ないし。
監督名だけで内容問わず、とりあえず観たいと思わせる数少ない監督。
監督との相性がいいんですよね。安心して観ることができる。

「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」は鉄板だけど、個人的には「スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団」も★4の傑作。
後者は万人受けはしないと思うけどね…

そんな訳で映画館に観に行った「ベイビードライバー」の感想を…

そういえば続編の脚本はすでに仕上がっているようです、いつ公開なんだろ…楽しみ。

あらすじ

天才的なドライビング・テクニックを買われ、ギャングのボス、ドクの下で“逃がし屋”として働く青年ベイビー。幼い頃の事故で両親を亡くし、自身もその後遺症で耳鳴りに悩まされている。そのためiPodが手放せず、常にお気に入りのプレイリストを聴き続けていた。すぐにキレる狂暴なバッツはじめコワモテの連中を乗せても顔色一つ変えず、クールにハンドルを握るベイビーは、音楽を聴くことで集中力が研ぎ澄まされ、誰にも止められないクレイジーなドライバーへと変貌するのだった。そんなベイビーが、ウェイトレスのデボラと出会い、恋に落ちる。そして彼女のために、この世界から足を洗おうと決意するベイビーだったが…。(オールラインシネマより)

「ベイビードライバー」の評価 ★4

ちなみに本作は久々に品川で鑑賞しましたが、その直前にマクドナルドで150円の昼ごはん。
JAFクーポンでポテトL+コーラSで150円はかなりお得。ありがてえ。

とまあ、どうでもいい情報はさておき以下評価ポイント。

加点ポイント①BGMがおかずじゃなく主役になる映画

現代を舞台にしたクライムカーアクションなんだけど、冒頭にタイトルが現れて『ジャーン』って効果音が流れるあたりとか、なんか昔の映画(60~70年代???)っぽい感じがして懐かしい。

主人公が事故の後遺症で耳鳴りがずっとしてるんだけど、それを抑えるために聞き続けてる音楽がシルク姉さんでお馴染みの『テキーラ』とかクイーンなんでやっぱり懐かしめの選曲。

でも残念ながら私に80~90年代音楽カルチャーの教養が無いので、それを知っていたら更に楽しめたんだろうなあ…
そういう意味では一生、真の意味でこの映画を楽しめることは無いんだろうなあ…残念。

それを差し引いてもノリノリまさのりなBGMが心地よく、主人公の超絶ドラテクと相まって疾走感半端ないです。

加点ポイント➁カーアクションも当然水準以上

冒頭のカーアクション、スバルのインプレッサが登場!
車にも特別詳しくも興味も無い私ですが、「見たことある日本車だなあ」くらいの認識はできました(笑)

確かに「逃走車になぜポルシェとかじゃ無いの?」と鑑賞時は思ったが、理由は上記の通りでした、納得。

ドリフトも十分堪能できたし、お腹いっぱいです。

加点ポイント③主人公のグラサンが似合っていない点が好感

主人公はグラサンがトレードマークなんだけど、なんか微妙に似合ってないというか様になってないというか。
一応元々は心優しい主人公が、不幸な生い立ちや環境で犯罪にやむなく手を染めていって強盗時のドライバーをやらされてる設定なんだけど、根っからの悪じゃない感を醸し出すのに成功してるので巧い演出。
まさしく、ベイビー感が出ていた。

この感覚、前にもあったなあ思っていたら、8.6秒バズーカ―だった。
あの2人も全然サングラスが似合ってなかったし。
あか抜けない感じがある意味よかった。

イメージはサングラス取ると童顔な左側の方。名前がわらかんけど…シングルがどっちだっけ???

加点ポイント④お洒落な演出

なんといってもコインランドリーの洗濯物が赤、青、黄色とかで回っているシーンが最高。
レトロな雰囲気で泣きそうになる。
洗濯物が回って回って最後レコード盤に移っていくシーンも良かった。
i-pod使ってる割に、カセットテープで編集したりとその辺のギャップもノスタルジック。
レトロとスタイリッシュさを兼ね備えた監督のセンスにしびれる。

加点ポイント⑤大物の出演

ケビンスペイシーやジェイミーフォックスも出演しているので主役の知名度の無さはカバー。

減点ポイント①後半ちょっと失速気味の展開

ラストは明らかに過剰に敵方を殺めてるシーンもありなんともご都合主義的にまとめていった感はある。
まあ、爽快なドライビングテクニック目当てで観てるんだからその辺は大して気にはならないけど…

最後、主人公とヒロインが逃走の末に捕まるのだが、その後に蛇足なシーンがあったのが気になったかな。
ボニーとクライドのラストの衝撃と比較しちゃ駄目だろうけどちょっと物足りなかったような。

減点ポイント➁エドガーライトにしては王道過ぎ!?

過去のクセのある作品と比べると万人受けするライトな感じがあるので、エドガーライト節を期待しすぎるとあっさり味に感じるかもしれません。

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