アクション サスペンス・ミステリー ★4(どうせ観るならこの評価以上の映画を!)

【THE BATMAN-ザ・バットマン-】★4の感想「ロバート・パティンソンがヤク中にしか見えない傑作」

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年5日の有休消化&通院のために休みを取って向かった先は、日比谷のTOHOシネマズ。
目的は久々の映画鑑賞。

松坂桃李もCMで絶賛してた例のコウモリコスプレ野郎の映画です。

決してドバットマンの方ではありません。

THE BATMAN-ザ・バットマン-のうらすじ…じゃなかったあらすじ

両親を殺された孤独な青年ブルース・ウェイン。彼は2年前から、腐敗したゴッサム・シティで悪を一掃すべく“バットマン”として自警活動に当たっていた。そんな中、権力者を狙った連続殺人事件が発生する。バットマンはゴッサム・シティ警察のジェームズ・ゴードン刑事に協力し、一緒に捜査を進めていく。しかし犯人のリドラーは犯行現場に必ず謎めいたメッセージを残し、バットマンを繰り返し挑発していくのだったが…。(オールラインシネマより抜粋)

「THE BATMAN-ザ・バットマン」の評価 ★4

結論から言えば面白いし、見る価値はありました。
ダークナイト、ジョーカー路線に舵を切って以降の鬱々とした暗い苦悩を描いた感じが好きなら今回も期待どおりです。
個人的にはシンシティも好きなんですが、雨降ってるシーンでちょっとオーバーラップしましたね。

ダークナイト>ジョーカー>THE BATMAN-ザ・バットマンの序列だけど、高レベルでの戦いです!

ポイント①ロバート・パティンソンのガラスのような繊細さ

繊細な目がもうヤク中(ドロップ)患者の一歩手前で既に病みモード全開。
こいつがジョーカーになっていっちゃっても不思議じゃないと感じるほど。
ジョーカーとバットマン、実は表裏一体の紙一重の関係なんじゃないかと思ってしまう。

苦悩っぷりをいやというほど見せつけてくれるけど、それを過剰と取る人はいるだろうなあ。
私としてはギリOKライン。

まだバッドマンになりたての2年目ということで、社会人2年目の憂鬱も表してたのかな。
新卒は入社3年で3割辞めていくから、バットマン君もあと1年乗り切れば頑張れるよ!と思いながら見てました。

パティンソンの演技見ているだけで飽きないので続投期待…っていうかジョーカーが最後に出てきたから続投するわな…
バットマンシリーズはすぐにバットマン役が代わってるから、ボンド役並みとはいかないまでも継続して欲しい。

ポイント②ポール・ダノが演じるリドラーにラスボス感が無くて残念…

ラストはユーチューバーが信者を集めて戦う感じなんだけど、初戦みんな素人集団だから弱いわけでなんか見せ場としてはイマイチ…
アメリカ議会襲撃事件みたいな市井の普通の市民が先導されて凶行にいたる様を見せつけたいのかもしれないけど映画的にはちょっと盛り上がりに欠けてしまった。

コリンファレル演じるペンギンの方が貫禄あってラスボス感あるから余計にね。
カーアクションもなかなか見ごたえあったし。

ポイント③刑事と探偵のバディもの

ポワロとジャック警部、ホームズとレストレード警部以上に結構活躍してたゴードン警部補(ジェフリー・ライト)。
お互い結構頼りにしていて、信頼関係を構築していたのが印象的。

顔殴らせて警察署から脱出したシーンも良かったね。

この2人の関係も今後もっと見たいと思わせてくれたなあ。

ポイント④発弾の光の中での戦闘シーンがかっこいい!

真っ暗闇の中、発弾の度ごとに明るくなって敵をぶちのめしていくシーンが良かったなあ。
他の映画でもあったような気がするけど、やっぱりかっこいい!
キルビルのこのシーンを思い出した。

ポイント⑤キャットウーマンとの別れのシーンがちょっと不満&ネズミ小僧問題

キャットウーマン(ゾーイ・クラヴィッツ)との別れの時、別々の道にバイクを走らせるんだけど、いったん止まって別れを惜しんむんじゃなくて、そのまますっと止まらずに行って欲しかった…単に好みの問題なんだろうけどその方がクールでかっこいい気が…

あと、みんなが思ったネズミ小僧問題ね。
キャットなのにネズミをかけていたとしたら…これはもう高等テク過ぎる!

ポイント⑥タイトルでかいの好き~

ちょっとアナログな感じも漂わせるこのドデカタイトルに否が応でもテンションが上がってにやりとさせられる。
良い。

クチコミ

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