フジテレビのミッドナイトシアターにて鑑賞。
監督が「英国王のスピーチ」「レ・ミゼラブル」でお馴染みのトム・フーパーってのもそそられる。
それなりに期待しながら、ビデオ録画の再生スタート!
この絵画をめぐるファッション史って本に、
「リリーのすべて」のモデルになったゲルダとリリーの絵があってびっくりした😯😯✨ pic.twitter.com/vT0ReFL0tg— りんご🍎 (@4p04wzn8ka5Ijh0) April 22, 2022
あらすじ
1926年、デンマークのコペンハーゲン。風景画家のアイナー・ヴェイナーは結婚して6年目になる肖像画家の妻ゲルダと仲睦まじい日々を送っていた。ある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を引き受けたのがきっかけとなり、自分の中に潜んでいた女性の存在を自覚するようになる。最初は遊びのつもりでアイナーに女装をさせ、“リリー”として外に連れ出し楽しんでいたゲルダも、次第にアイナーが本気だと気づき激しく動揺するが…。(オールラインシネマより抜粋)
「リリーのすべて」の評価 ★4
途中、少し眠くはなりますがなんといっても主役2名の演技合戦が凄かった。
①なんといってもエディ・レッドメインの演技力
世界で初めて性転換手術を受けた男性主人公アイナー・ヴェイナー(実在)を熱演したエディ・レッドメインに脱帽。
エディってファンタスティック・ビーストシリーズの主役でお馴染みなんだけど、結構いい歳なんだよね、1982年生まれだから…
イメージ的には児童向け映画の主役を演じてるからもっと若いのかと思ってましたわ。俺とほとんど変わらんかった…
よく見りゃどうしても男なんだけど、妖艶な感じが醸し出されていてレインボーの池田といい勝負。
若干、池田が勝ってるけどね(笑)
池田の女装レベルは桁違いなんで…
どれだけ美形と言われている男性タレントが女装しても、どこか違和感があるのに対して、レインボー池田の女装は本当に凄い。
女装と呼ぶのも失礼になるくらい。別にそういうあれは無くても、つい「かわいい」と思ってしまわせる何かがある。 pic.twitter.com/JNnnV3K2ew— おいも (@moiimo) April 23, 2022
覗き部屋で女性の動きを研究してるシーン、印象的でした。
これでアカデミー主演男優賞取れなかったのは不運だなあ…
「ちなみにこの年の受賞者って誰だっけ?」って思って調べたら「レヴェナント:蘇えりし者」のレオナルド・ディカプリオでした。
前年に「博士と彼女のセオリー」で既に受賞してたからデッカチャンに譲った感じかな。まあしょうがない。
あの繊細な演技を、ファンタスティックビーストしか知らないお子様達にも見て欲しいなあ。
口元のインパクトあるので、個人的にはジョーカーを演じている所が是非見てみたい。
新しいバットマンシリーズで今からダメですかね…
エディ・レッドメインの奥様は結構な遅刻魔で結婚式にも遅れてきたらしいけど、「彼女が遅れるのはいつものことだよ」と親族が慌てる中エディは悠然と待っていたというエピソードがすごすぎる…
ちょっと器が大きすぎやしませんか?😅😅
これが英国紳士なのか🕴 pic.twitter.com/y3zE0JvGid— Anteater@映画好き (@Anteate04080525) April 23, 2022
②アリシア・ヴィカンダーのアカデミー助演女優賞獲得の演技力
旦那がいきなり女に目覚めたって知ったらそりゃたまげるわな。
一説には奥さんもバイセクシャルで偽装結婚的な側面もあった…みたいな話も聞いたことあるけど真相は今となっては…
戸惑いながらも献身的に支える妻を好演。
正統派すぎる美人なので、正直印象には残りにくい感じがするけどこれからも注目していこう…
あと2~3回くらいはアカデミー賞獲りそうな気がする。
本日10月3日は――#アリシア・ヴィキャンデル(#アリシア・ヴィカンダー)31歳の誕生日#リリーのすべて でオスカー受賞。#トゥームレイダー ではララを演じていますね。
Netflix映画「#アースクエイクバード」(11/15配信)をひっさげ、第32回東京国際映画祭に出席するため、来日が決定しています。 pic.twitter.com/Kjl29ADgpK
— 内田 涼 (@uchidaryo_eiga) October 2, 2019
③女性になるために、見た目から内面重視への進境変化が見所
まずは見様見真似の外見から興味を持って、目覚めと共に段々と内面的な女性らしさを探求し始める姿や各種エピソードが見所。
真の自分を表現することで生き生きと輝き始める演技は圧巻。
イギリス&トムフーバーの手にかかればキワモノになりがちな題材も高尚に見えてくる。
ブロークバックマウンテンとかで観客側もこの手の映画を観る下準備ができているのも大きいのかな。
もうすっかり市民権を得て抵抗が無いもんね。
惜しむべきはラストの手術あたりからが駆け足になってしまった所かなあ…
クチコミ
「リリーのすべて」
エディの演技が素晴らしすぎて…仕草や風格、喋り方などとても研究されたんだろうなと思った🥲愛していた夫が女性になる、自分のせいと悔やみ葛藤しながらも最後の最後までリリー(アイナー)に寄り添い続けるゲルダにも涙😭
#洋画好きな人と繋がりたい
#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/f4a4C6L5Sq— ℳ (@nanaa__1130) April 18, 2022
『リリーのすべて』
世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベの実話を描いた映画。かなり重たいテーマだし、何より奥さんが可哀想。しかし必死に女性として生きようとするリリーの姿勢に胸が熱くなる。きっとリリーと同じように苦しんでいる人は沢山いるんだと思うなぁ…。とても深い映画。 pic.twitter.com/La7z0TyXFX
— ニャンコ@映画垢 (@nyanko_movies) April 23, 2022
『リリーのすべて』
妻の肖像画家ゲルタのモデルが来れなくなり夫の風景画家アイダーが代わりに…
初の性転換手術を行った実在人物を描く。E・レッドメインの繊細な演技と表情が素晴らしく妻の苦悩する生活と理解しようとする葛藤も見事。リリーとしてもっと生きて欲しかった。#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/bsumt0ZlKc— R2-B2 (@kwtkskt_k) April 25, 2022
「リリーのすべて」をNetflixにて拝見。
内容は勿論、何より広告で見たエディ・レッドメインの女性姿が余りにも綺麗で、元々気になっていた作品でした。夫婦のどちらの意見も理解出来て、二人がぶつかる度に深く頷きながら観ていました。個人的には想像もしていなかったENDに衝撃!だってまさか文字数— 高田 萌里 (@TAMOtamo_curry) April 25, 2022
「リリーのすべて」(2016)
まだ性同一性障害やトランスジェンダーという診断さえ無かった時代、内なる女性性の声に背けず適合手術を受けた実在の画家の夫婦の葛藤。最後の手術の前の夜流した涙は、後に戻れない後悔か生まれ変わる事への希望か。おばちゃん泣いちゃったわよ。#映画2021第51作目 pic.twitter.com/RHvRPDYXi3— すじこ (@susie_0906) August 23, 2021