ラッセルクロウがひたすらブチ切れる本作。
評判はまずまずだったのでそこそこ期待しながら観てみました。
あらすじ
ラッセル・クロウがささいな運転マナーに腹を立て、ヒロインをどこまでも追い詰めていく狂気のあおり運転男を怪演するノンストップ・サスペンス・アクション。共演はカレン・ピストリアス、ガブリエル・ベイトマン。監督はデリック・ボルテ。美容師のレイチェルは息子のカイルを乗せて学校へ向かう途中、渋滞に捕まり苛立ちを募らせる。ちょうどその時、信号が青に変わっても前の車が動き出さず、思わず強めにクラクションを鳴らしてしまう。すると男は車を横付けし、クラクションの鳴らし方に文句をつけ謝罪を要求。しかし不運続きでイライラMAXのレイチェルは猛然と言い返してそのまま車を走らせる。その後カイルを学校に送り届けたレイチェルは、さっきの男がなおも後を尾けてきていることに気づくのだったが…。(オールラインシネマより)
「アオラレ」の評価 ★3
まずは加点ポイント。
ラッセルクロウのデブ姿に一見の価値あり
マーロンブランドを彷彿…とまではいかないけど結構インパクトあるデブ姿に脱帽。
と思っていたら、実はボディスーツだったみたい。見事に騙された。
ラッセル・クロウが新作スリラー「Poker Face」で監督・主演を務めることになったけど、体型は今のままでよろしく。「アオラレ」はボディスーツだったけど、今は普通にデブなのでそのままでいいよ。 pic.twitter.com/PjRxJKR0Yy
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) August 8, 2021
今の時代、本当の役作りか否かわからんもんだね…
一応ラッセルクロウ側の苦悩も描いてはいる
ラッセルクロウは殺人鬼になってしまうが、そこにいたるまでの一応のエクスキューズは最低限は描かれているかなと。
完全無欠の悪はこの世にはいない…という前提で少しは同情の余地は残すがコンパクトな映画ではあるので浅いけどね…
一方的には描いてないからまあ少しは深みは出たかなと。ちょっと苦しいが。
そして、主人公の母親のダメな部分も描いているのが少しはバランスとってたかな。
さじ加減に苦慮しながらの台本だった点はお察しします。努力は伝わってきました。
減点ポイント。
フォーリングダウンを期待した俺が馬鹿だった…
「ジョーカー」を。「一生見てたい。終わらないでくれ」と心から願った。壮絶に美しい映画。デニーロの「タクシードライバー」、Mダグラスの「フォーリングダウン」のような、孤独と絶望の末に狂気の花を咲かせる男一代暗黒物語。70年代米国の暴力と荒廃の香り。狂い咲きホアキンに魂持ってかれた。 pic.twitter.com/tbGVkPB4VG
— 深町秋生・コミック版ヘルドッグス2巻発売中。 (@ash0966) October 4, 2019
みんな大好きフォーリングダウンを期待してたんですよ、鑑賞前は。
どこかコミカルさと哀愁を漂わせながらも狂気に突き進んでいくマイケルダグラスを彷彿とさせてくれるのかなと思ったけど…いたらず。
まあ、あの映画はなかなか超えられないかもしれないが勝手に期待した分残念だった。
あと、早々に犯人のラッセルクロウが出てくるので一瞬でも激突風な映画を期待しちゃ駄目です。
ツッコミどころはあるが…
早く警察呼べよとか、なんでラスト車で逃げないんだよ…とかツッコミどころは満載だけど一応ギリギリ観客がイラつく前に対処している感じはする。
でもやっぱり取ってつけた感があって下手だとは思う。
テレ東、午後のロードショーにぴったりな作品。
クチコミ
今年良かった映画『アオラレ』凶悪ラッセル・クロウを煽った女性。案の定ブチ切れたラッセルが地の果てまで追いかけてくる!人目を気にせず周りの人をブチ殺しながらガンガン追いかける超パワープレイと、標的の携帯を奪って得た情報で逃げ場を潰す知能戦略の両方を駆使するラッセルが鬼のように怖い。 pic.twitter.com/JWqiFTyPfZ
— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) December 27, 2021
No.813
「アオラレ」(2020年)
★★★☆
激太りしたR・クロウが、社会に溜め込んだ不満を爆発させながら人々に襲いかかる恐怖のアクションスリラー!完全にタガが外れたヤバさは、いい意味でアカデミー賞受賞者の面影が皆無で素晴らしい。ヒロインの逆襲展開など、ジャンルムービーのツボも押さえた良作 pic.twitter.com/JETXGf0v6D— 宮岡太郎@コワい映画レビュー (@tm19880113) December 28, 2021
昨日のBLACKHOLE忘年会、最高だった。『アオラレ』が年間ベストだった自分としては「俺にはもう暴力しか残ってねえんだよ」が心に染みる一言だったという高橋ヨシキさんのコメントが最高だった。
— 460 (@460_un) December 30, 2021
『アオラレ』
個性的邦題よりもしっかりと面白くひたむきにバイオレンスで満足感バッチリ
道端ですれ違っただけの垢の他人の設定が他のスラッシャー物殺人鬼よりも身近にその存在感と恐怖を感じてしまった
メリハリ付いた良き作品なので映画館で見ときゃよかったなあと後悔 pic.twitter.com/HJaNu9EtVy— sawady (@sawady6) December 29, 2021