アクション コメディ ★２（時間の無駄…よっぽど人生に暇を持て余していれば…）

【劇場版 奥様は、取り扱い注意】★２の感想「綾瀬はるかの代表作ってなんだっけ？？？」

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２０１７年にテレビ（日テレ）で放送されていたドラマ「奥様は、取り扱い注意」の劇場版。
ドラマ版は未見でしたが、金曜ロードショーで放送されていたため鑑賞。

…やっぱりつまらなかったです。ドラマのファンだった人だけ観れば良いかと。

あらすじ

元特殊工作員の専業主婦、伊佐山菜美。彼女は、ある事件がきっかけで記憶喪失になっていた。一方、優しい夫の勇輝は、実は菜美の監視を続ける現役の公安警察でもあった。そんな２人は、それぞれ桜井久実と裕司と名前を変え、小さな地方都市・珠海市で穏やかな新生活を送っていた。ところがその珠海市では、新エネルギー源“メタンハイドレート”を巡って、ロシアが絡んだ国家レベルの陰謀が秘かに進行していた。やがて陰謀の事実を掴んだ公安から、菜美が協力者にならないときは必ず始末しろと命じられる勇輝だったが…。（オールラインシネマより抜粋）

「劇場版 奥様は、取り扱い注意」の評価　★２

ドラマは平均視聴率１２％くらい取ってたみたいだけど…映画よりは面白かったのかしら…
なんか腑に落ちないですがとりあえず感想を…

①「Mr&Mrs.スミス」のパクリでゲンナリ

ちょっと映画好きな人なら真っ先にこのジャケットで「Mr&Mrs.スミス」を思い浮かべます。
まあ、オマージュと言われたらそれまでですが、内容や設定も「まんま」なので興ざめします。

なんか芸が無いというか…で、内容が面白ければ許せるけどその肝心の中身もまた…

②ぬるーいアクションとぬるーい展開

綾瀬はるか＆西島秀俊のアクション、頑張っているんだろうけど撮り方の問題なのかあんまりスピード感が感じられず手に汗握ることができず。
晩年のセガールアクションを見ているようだ…と言ったら言い過ぎかな 😥 

ドニー・イェン好きとしてはあのスピードとキレに慣れてしまっているので尚更…
あと、「さっさと拳銃使えよっ」て場面で敵が素手で挑んできたりとか、不自然な流れは極力排して違和感を感じないようにして欲しいなあ。

上映時間は１１９分なんだけど、特に前半は冒頭以外、まったりまったり緊迫感が無い場面が続くので無駄に感じる。
９０分で充分な内容を２時間に延ばすのが悪い。

岡田健史の存在も中途半端。ちょっと空手で世直しするだけ。
せめて綾瀬はるかと不倫関係にならないと…

アクションもコメディも中途半端なんだからどっちかに振り切った方が…まあ、後者だろうけど。

③世界のマエアツのだだスベリ

そういえば世界のナベアツはどうしてるのかね…最近テレビで見ないけどまだ落語してるんだっけ…まあ、いいや。

前田敦子が精神科医役だったけど、過去最大級のミスキャスト。
マエアツが悪いのではなく、制作陣が悪い。

どう見ても綾瀬はるかと一緒に白衣を着て収まってる絵面に違和感を感じるのに…

④そういえば綾瀬はるかの代表作ってなんだっけ？

途中から私の心は映画から離れていたのでこんなことを考えていました。
彼女が賞レースに絡んだ作品と言えば…

日本アカデミー賞
２０１５年　主演女優賞ノミネート　海街diary
２００９年　主演女優賞ノミネート　おっぱいバレー
２００９年　話題賞（俳優）おっぱいバレー　

ブルーリボン賞
２００９年　主演女優賞　おっぱいバレー

赤字が見事受賞したわけですが…

結局、代表作は「おっぱいバレー」なのか…

別におっぱいバレーが悪いわけでは無いけれど…
国民的女優と呼ばれている彼女がこの実績なのは悲しい…
ドラマは「仁」とか「ぎぼむす」とかの代表作が浮かぶんだけどね。

綾瀬はるかも西島秀俊も好きだけど、片や代表作「おっぱいバレー」、片やアカデミー賞ノミネートの「ドライブマイカー」…

もっといい作品に恵まれますように…やっぱり簡単には作品や監督を選べる立場には無いのかなあ。
「今夜、ロマンス劇場で」は惜しかったけど…

クチコミ

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