★3(まあ、普通。可もなく不可も無く…時間があれば) ファンタジー 恋愛

【1秒先の彼女(台湾版)】★3の感想。クドカンリメイクは『1秒先の彼』!男女逆転設定の理由は?

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WOWOWにてそれなりに評価の高かった台湾映画(2020年)を鑑賞。
2023年には日本版リメイクが脚本宮藤官九郎、監督山下敦弘で公開されるようで既に撮影は始まっています。

とりあえずオリジナルの本作の感想&評価から。

あらすじ

郵便局で働くアラサー女子のシャオチー。何をするにもワンテンポ早いせいで誰ともタイミングが合わず、冴えない人生を送っていた。そんなある日、ダンス講師のイケメン男子に誘われ、バレンタインにデートすることに。ところがシャオチーが目覚めたのはバレンタインの翌日。なせかバレンタインが消えてしまった。混乱し、消えた1日の謎を追って街をさまようシャオチー。次々と不思議なことに遭遇し、謎は深まるばかり。どうやら、毎日郵便局にやってくるバス運転手の青年グアタイが何かカギを握っているらしいのだが…。(オールラインシネマより抜粋)

「1秒先の彼女」の評価 ★3(ネタバレあり)

充分及第点な出来栄えなんだけど、同じファンタジーものでいえば、『怪しい彼女』の方が好きなので☆3。
アジア&ファンタジーっていう広すぎる括りで同列に比較するなって話ですが、鑑賞中に真っ先になぜか怪しい彼女が頭に浮かんでしまったんだからしょうがない…

ポイント①設定が完全に時間停止AVモノ

グアタイをピュアな存在に描きすぎていて見せ場の時間停止部分で何もしないのは違和感。
ファンタジーの度が過ぎる。
30歳まで童貞だと妖精になっちゃうんじゃないかっていう心配さえしてしまう。

交通事故の入院中に心の支えになってくれたからとは言え、あんな毎日手紙を送って勤務先に通い続けるストーカー野郎が何もしないわけは無い。
やっぱり興ざめしてしまうなあ。

でも監督の曰く、

私の答えは「いや、それは絶対にダメだ」。グアタイがそれをしてしまえば、心の中で女神として存在していたシャオチーは消えてしまいます。
グアタイは、シャオチーに対して、肉体的なものを求めてはいません。
性とはまったく関わりのないものとして描かなければいけない――それが、私の強い思いでした。
そうしなければ、シャオチーは“完璧な女神”として存在することができないのです。(映画ドットコムのインタビューにて)

そうですか…そんな強い思いがあるんですか…
いっそのことピュア男の方を事故の影響でインポにするとか下半身不随とかにしたらわかりやすかったかも。

いずれにせよピュアそうな登場人物をそのまんまピュアに描かれると汚れた私にはちょっと拒否反応が…

ポイント②DJモザイクや家守(ヤモリ)などのチョイ役にインパクトあり

この辺はファンタジーものの強みを活かしきって楽しめる描写に。
DJモザイクの人は有名な人らしいが…この監督の作品が初めての私にはわからず…
モザイクの位置が微妙に変わっていたのはなぜ(笑)

やもりオジサンも重要な役どころ。
この俳優さんの別の作品の演技が観たいと思わせる…

ポイント③あのバスは死後の世界につながっている???

海の中の1本道を走ってるシーンとか異世界感満載でついそんな風に思ってしまいました。
トトロの猫バスとか、千と千尋の神隠しとかも思い出してしまい…

ヒロインの失踪親父もどこか現実感が無かったし、最後坊さん?のバイクに乗って去っていくのもなんとなく暗示してる???

親父さん、実は亡くなっている説も考えられるけどそんなに悲壮感はなく。
いい意味で余韻を残してくれる。
嫌いじゃない。

ポイント④ノスタルジックな心地よさ

韓国映画もそうなんだけど、どこか懐かしさを感じる描写が多い。
本作も手紙やラジオがそれを思わせる。
写真館もそうかな…

怪しい彼女でもそういえば写真館がキーになってたっけ。

リメイクでもその感じは残してほしいけど果たして…

リメイクの配役は?の予想

2023年に日本で公開されるということですが、気になるキャストの発表はまだですね。
撮影は既に始まってますが…エキストラ募集してたし…

希望的観測予想。

  • ヒロイン 高畑充希
    美人じゃダメだからねえ…そうなるとアラサー干物的女子代表になりそうなのはこの方かと。
    コメディもできるし是非見てみたい。
  • 変態手紙男 北村匠海
    オリジナル版を観ていてなんとなく似ているなあと思ったのが北村さん。
    カメラで写真を撮りまくってたし『嗚呼、カメラのキタムラだなあ』なんてしょうもないことを思いながら観てました。
    若干若い気もするが…
    でも岡田将生とかになっちゃうのかな…
  • ダンスマン 賀来賢人
    👇のご指摘の通り、柳楽優弥も捨てがたいが、賀来のコメディ色溢れる演技も見てみたい…

  • 美人の後輩 芳根京子
    オリジナルの人が台湾棋士でEテレにも出てたとは…知りませんでした。
    確かに美人過ぎの形容詞が違和感ない…
    リメイク、誰になるかな…
    この辺はある程度誰でも収まりそうな気はするけど…

配役決定!タイトルは『1秒先の彼』

日本版リメイクはまさかの男女逆転設定!『1秒先の彼』になりました。

なるほど、そう来たか…という感じ。
岡田将生については上記予想の通り的中も、ヒロインは清原果耶にてハズレ…
なんか若すぎない???

でも男女逆転にすることで企画AVもどき設定を回避できるメリットがあるのかな。
もしそうだとしたらさすがクドカン。

ツイッター上のクチコミ・感想

 

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