WOWOWにてそれなりに評価の高かった台湾映画(2020年)を鑑賞。
2023年には日本版リメイクが脚本宮藤官九郎、監督山下敦弘で公開されるようで既に撮影は始まっています。
とりあえずオリジナルの本作の感想&評価から。
『1秒先の彼女』、台湾版のポスターもかわいくていいんですよ。なんでポスター写真なのに二人とも目をつぶってるのかは本編を見ればわかりますよ。 pic.twitter.com/k5TxM6rIAq
— ビニールタッキー (@vinyl_tackey) July 7, 2021
あらすじ
郵便局で働くアラサー女子のシャオチー。何をするにもワンテンポ早いせいで誰ともタイミングが合わず、冴えない人生を送っていた。そんなある日、ダンス講師のイケメン男子に誘われ、バレンタインにデートすることに。ところがシャオチーが目覚めたのはバレンタインの翌日。なせかバレンタインが消えてしまった。混乱し、消えた1日の謎を追って街をさまようシャオチー。次々と不思議なことに遭遇し、謎は深まるばかり。どうやら、毎日郵便局にやってくるバス運転手の青年グアタイが何かカギを握っているらしいのだが…。(オールラインシネマより抜粋)
「1秒先の彼女」の評価 ★3(ネタバレあり)
充分及第点な出来栄えなんだけど、同じファンタジーものでいえば、『怪しい彼女』の方が好きなので☆3。
アジア&ファンタジーっていう広すぎる括りで同列に比較するなって話ですが、鑑賞中に真っ先になぜか怪しい彼女が頭に浮かんでしまったんだからしょうがない…
ポイント①設定が完全に時間停止AVモノ
グアタイをピュアな存在に描きすぎていて見せ場の時間停止部分で何もしないのは違和感。
ファンタジーの度が過ぎる。
30歳まで童貞だと妖精になっちゃうんじゃないかっていう心配さえしてしまう。
交通事故の入院中に心の支えになってくれたからとは言え、あんな毎日手紙を送って勤務先に通い続けるストーカー野郎が何もしないわけは無い。
やっぱり興ざめしてしまうなあ。
でも監督の曰く、
私の答えは「いや、それは絶対にダメだ」。グアタイがそれをしてしまえば、心の中で女神として存在していたシャオチーは消えてしまいます。
グアタイは、シャオチーに対して、肉体的なものを求めてはいません。
性とはまったく関わりのないものとして描かなければいけない――それが、私の強い思いでした。
そうしなければ、シャオチーは“完璧な女神”として存在することができないのです。(映画ドットコムのインタビューにて)
そうですか…そんな強い思いがあるんですか…
いっそのことピュア男の方を事故の影響でインポにするとか下半身不随とかにしたらわかりやすかったかも。
いずれにせよピュアそうな登場人物をそのまんまピュアに描かれると汚れた私にはちょっと拒否反応が…
「1秒先の彼女」見た!台湾アカデミー賞5冠のラブストーリー。なんとなくSF的ギミックがあるって事前情報だけ聞いてたけどSFというよりはファンタジーの領域で、そもそも脚本云々より女優を愛でるタイプの映画だった。主演女優がちょっとのっち顔でツボ。脚本家は日本のAV見過ぎ疑惑。
— mimiminsu (@mimiminsu) July 4, 2021
ポイント②DJモザイクや家守(ヤモリ)などのチョイ役にインパクトあり
この辺はファンタジーものの強みを活かしきって楽しめる描写に。
DJモザイクの人は有名な人らしいが…この監督の作品が初めての私にはわからず…
モザイクの位置が微妙に変わっていたのはなぜ(笑)
やもりオジサンも重要な役どころ。
この俳優さんの別の作品の演技が観たいと思わせる…
『1秒先の彼女』の中でも特筆すべきキャラ、家守のおじさん。箪笥の中に棲んでいて(?)失くした本人ですら忘れているような失せ物を手渡してくれる。 pic.twitter.com/JLK42Ck46w
— さざんかQ (@sazankaQ) July 22, 2021
『1秒先の彼女』。あのグアタイへのギフトの1日を成立させる為にはシャオチーは丸々24時間寝てた事になるんだよなあと首を捻りつつも、DJモザイクや家守が出てくる時点でこの映画にそんな整合性を求めてどうするよ?とも思う。あと台湾には七夕にもバレンタインがあるんだね。色々勉強になりました。 pic.twitter.com/9dPoxodhhV
— さざんかQ (@sazankaQ) July 22, 2021
ポイント③あのバスは死後の世界につながっている???
海の中の1本道を走ってるシーンとか異世界感満載でついそんな風に思ってしまいました。
トトロの猫バスとか、千と千尋の神隠しとかも思い出してしまい…
ヒロインの失踪親父もどこか現実感が無かったし、最後坊さん?のバイクに乗って去っていくのもなんとなく暗示してる???
親父さん、実は亡くなっている説も考えられるけどそんなに悲壮感はなく。
いい意味で余韻を残してくれる。
嫌いじゃない。
ポイント④ノスタルジックな心地よさ
韓国映画もそうなんだけど、どこか懐かしさを感じる描写が多い。
本作も手紙やラジオがそれを思わせる。
写真館もそうかな…
怪しい彼女でもそういえば写真館がキーになってたっけ。
リメイクでもその感じは残してほしいけど果たして…
リメイクの配役は?の予想
2023年に日本で公開されるということですが、気になるキャストの発表はまだですね。
撮影は既に始まってますが…エキストラ募集してたし…
希望的観測予想。
- ヒロイン 高畑充希
美人じゃダメだからねえ…そうなるとアラサー干物的女子代表になりそうなのはこの方かと。
コメディもできるし是非見てみたい。 - 変態手紙男 北村匠海
オリジナル版を観ていてなんとなく似ているなあと思ったのが北村さん。
カメラで写真を撮りまくってたし『嗚呼、カメラのキタムラだなあ』なんてしょうもないことを思いながら観てました。
若干若い気もするが…
でも岡田将生とかになっちゃうのかな… - ダンスマン 賀来賢人
👇のご指摘の通り、柳楽優弥も捨てがたいが、賀来のコメディ色溢れる演技も見てみたい…1秒先の彼女(映画)もし日本リメイクする事があればこのキャストでお願いしたい。
主人公→のん
毎日手紙男→岡田将生
タイエビダンスマン→柳楽優弥
主人公の父→吉田鋼太郎我得キャスト。
— みずた、 (@th_mizuta) April 24, 2022
- 美人の後輩 芳根京子
オリジナルの人が台湾棋士でEテレにも出てたとは…知りませんでした。
確かに美人過ぎの形容詞が違和感ない…
リメイク、誰になるかな…
この辺はある程度誰でも収まりそうな気はするけど…台湾の棋士、黒嘉嘉(こくかか)(ヘイジャアジャア)さん美人過ぎて失神した pic.twitter.com/bMzXhlztcn
— 西村@PL (@uekome) February 22, 2019
配役決定!タイトルは『1秒先の彼』
日本版リメイクはまさかの男女逆転設定!『1秒先の彼』になりました。
台湾映画『1秒先の彼女』の日本リメイク楽しみにしてたんだけど、男女逆転して『1秒先の彼』になるのね🌊🚌📮🌊
京都を舞台にあの不思議な感覚をどう描くのか、とても楽しみです😊 https://t.co/N2uqoqom6W pic.twitter.com/5l6YKCFAwz
— * 瑛 * (@akitaro_cinema) September 19, 2022
なるほど、そう来たか…という感じ。
岡田将生については上記予想の通り的中も、ヒロインは清原果耶にてハズレ…
なんか若すぎない???
でも男女逆転にすることで企画AVもどき設定を回避できるメリットがあるのかな。
もしそうだとしたらさすがクドカン。
ツイッター上のクチコミ・感想
1秒先の彼女観てたら途中から特定ジャンルもののAVの撮影に見えてきて集中できなかったけど生きてる。なぜ。 pic.twitter.com/yuuKtrrevA
— masaya@💙💛🕊🐢 (@masaya_hr) July 4, 2021
『1秒先の彼女』
子どもの頃から何をするのもワンテンポ早い彼女とワンテンポ遅い彼の不思議で心温まるストーリー。
前半は??だけど観ていくうちに色々分かってきてラストが気になってドキドキしながら観ました。優しい記憶が人生を支えてくれることってある。
(日本でリメイクされるとのこと) pic.twitter.com/pKkxBfHDXc
— Alice (@aliceusagineko) July 15, 2022
「1秒先の彼女」
ちょっと目先を変えて、台湾の映画を観てみました。
少しファンタジーだけど、大丈夫な範囲で、視聴後爽やかな気分になれました🙆
主人公の女の子にも好感が持てたわ。
かわいいけど、とびきり美人ではない。
男の子は、よく見たら、イケメンだったけど😅— Ottochan (@Ottocha12798003) July 17, 2022
「1秒先の彼女」見た。台湾に住んでた時の近所とか出て来て懐かしい気分になったりもしたけど、自分の意識がないところで自分の体の主導権を取られるという状況は相手がいいひとだったとしてもこわすぎる。。しかもこちらは相手のことををほぼ知らないとか受け入れ難し。。ファンタジーじゃなくね
— zhisui (@xiaoji_hehe) July 14, 2022
【1秒先の彼女】リメイク版のロケ地はどこ?京都が舞台?天橋立?【聖地巡礼】
オリジナル版の映画「1秒先の彼女」では台湾が舞台でしたが印象的な風景が多かったですね。 「1秒先の彼女」のロケ地になってた台湾嘉義県東石村、とっても 映える 場所である様子。 pic.twitter. ...
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