息子を慶應義塾横浜初等部合格に導くまで㉗面接や願書で受けそうな答えを考えてみた件




外山滋比古氏はご存命でした…てっきりもう…

東大生によく読まれてる『思考の整理学』でお馴染み、外山先生がお元気だと知りませんでした。
申し訳ないです。25年前の小学生の時にこの本を日能研の先生から勧められたので、勝手に昔の方と思い込んでました。
思い込みって怖いですね…
前にも述べましたが、『思考の整理学』は森村学園の先生が大のお気に入りです!説明会で学校の方針を本から引用してましたので。

その93歳の先生の記事が、たまたま立ち読みしたプレジデントに載ってました。まだコンビニにありますよ。

その中で気になった点をまとめてみました。特に森村を受ける方は要注目です。
面接等で思考の整理学に触れる父兄は多いでしょうから、少し違う観点からも子育てについて見ていけたらと。

思考の整理学は20代の学生向けの本だった…

らしいですよ。
なぜかというと、勉強=本を読むことではないんです。
あくまで本=知識を蓄えるだけで、知性を養うものではないのだと。知識を記憶することで勉強する気になってはいけないのです。
そして、その習得した知識はせいぜい30代までしか使えないとのこと。
40代からは知性を働かせなければいけない。

このくだりは耳が痛かったですね。本を読むと確かに頭が良くなった気がして、世の中がわかった気になってしまう副作用もあるわけで。
最低限の知識は本で得るにしても、
そこを乗り越えて自分の考えを構築するのはなかなか難しい。現在37歳の俺にはあと3年しか残されてません。

更に先生は続けます。
言われたとおりにできるというのは物まねがウマいということ。これは創造性を殺すことになるのだと。
日本の教育は試験の成績がいいことを才能としてしまう。
いくら物まねができても、それでは自分が何者かは教育から学ぶことはできないと。
そして、知識と思考力は反比例すると。

知識が多いとなまじそこに答えをもとめがちで思考能力が停止する。知識を自分のものの様に使っていると、真似癖がつく。
しかし、知識はすぐに古くなってしまう。

更に耳が痛いですね。知識>自分になっていることに気付かず知識に支配されてる頭でっかちな状況ということでしょうか。

話はそれますが、アフィリエイトでいえばトレンドアフィリは絶えず流行を追いかけなければならない分、すぐにその記事は見向きもされなくなる。しかし普遍的な良質の記事を書けば一生読まれる記事になるということですかね。まさに思考の整理学は色あせない良質なベストセラーな訳で。

※最低限の知識がはないとダメってことで思い出しましたが、今年の高校生クイズ選手権で灘の子がフィンガーボウルに肉をつけて食べてたのは衝撃的でした。今更フィンガーボウルの使い方を問う問題なんて20年遅いよと思ってましたがまさかの展開でしたね。これ位は方程式覚える前に身につけておきたいものです。

面接・願書とかで使えそうなキーワード

最後に先生はこう締めています。

人間、知識をため込むだけでは駄目。生活に根ざした、自分なりの考えを持ってこそ人間なのです。

出ました、お受験のキラーワードです。たぶん、どこの学校でも使えそうです。

『生活に根差した自分なりの考えを持ってこそ人間』

私がお受験で面接を受けたら間違いなく使います。
この考えを養うために、常日頃、子供にお手伝いをさせたりするわけですから。
それをさせる理由をうまく言い表していると思います。

そもそも学校側も知識偏重の教育を良くは思っていませんし、とは言いつつ、矛盾を感じながら仕方なしに試験を行っている側面は否めないでしょう。

でも、本当に欲しい子供は、詰込み型の記憶力のいい子ではなく、生活力のある、自主性に富んだ想像力豊かな人間でしょう。
それは、森村学園だけではなく、慶応幼稚舎、慶応横浜も求めている人材だと学校説明会等を通じ、大いに感じられました。
それ以外にも、早稲田であろうが、目黒星美であろうがどこも求められる共通の子供像だとは思いますが。

今更ながら、そういう自主性を育ててくれる慶応はいい学校だったのだと思わされるというか…

余談ですが、私の中で既に終わったお受験を今こうやって何回にも分けて振り返っている理由の一つは以下の通りです。
当時はただ妻にひっぱられて闇雲にお受験に参加していたため、お受験を行う意義をイマイチ見いだせていませんでした。
まあ、往々にして夫の方はそのタイプは多いかもしれません。公立でもいいじゃん、別に…的な。

しかし、こうして振り返ってみると、色々と新しい発見があり、当時よりは慶応に子供を入れる意義が見えてきたような気がします。
まあ、遅いんですけどね。合格したからよかったものの。
そこでお受験現在進行形の父兄の方には、やはり十分悩んで途中で面倒くさがらずに考え抜いて学校選びをしてほしいと切に願います。

教育は投資です。もしも投資先として株を買うなら、大事な金を掛けるのですから悩んで悩んで銘柄を決めると思います。
それと同じ土俵で学校選びをするべきかと。

ラスト、またまた余談です。
外山先生いわく、人間忘れることで無駄な知識が取り払われ、思考する力が発揮されるのだと。
年取って物忘れが多くなるのは好都合だと。

なかなか高齢化社会においては、希望の光となる話です。

 

 

 




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