エッセイ…のようなもの ④NHK Eテレ ハートネットTV「ちまたの話題のB面談議!」




NHK Eテレ ハートネットTVである。
たまたま途中から見たが千原ジュニア司会で出演者に以下の面々が並ぶマイノリティーの人たちを知ってもらおう!という番組。

全盲弁護士   大胡田誠
ゲイ弁護士   南和行
レズビアン   一ノ瀬文香
障害者医師   熊谷晋一郎
元風俗嬢漫画家 沖田×華
おにいアイドル シークレット・ガイズ
ナレーション  三ツ矢雄二

NHKもこの内容だったら受信料払ってもいいなあと思える番組だったし、やはりこれだけLGBTの言葉を耳にする中でもまだまだ本当の意味で世間
に浸透してないし、俺自身にも染み渡って無い点が多々あるなと。

その点で印象深かったのはSUUMOの『LGBTフレンドリー』の話。
賃貸業者のSUUMOがLGBTの入居者OKの物件をピックアップしているということだが…

賃貸物件情報に、「LGBTフレンドリー」という特徴項目を新たに追加しました。
「LGBTフレンドリー」な物件とは、
「LGBTであることを理由として、入居の相談や入居自体をお断りすることはない」と、積極的に意思表示する物件です。
すべての方が、安心して住まい探しができるよう、SUUMOは今後も取り組んでいきます。
(SUUMO ホームページより)

ここで全盲弁護士が『一見寛容さを謳ってるように見えるが、本来は入居を断るオーナーの物件は載せないようすべき』といった主旨の発言にハッとさせられた。確かにその通り。
本来ならどの物件にも普通に入居できて当たり前な訳でそれを考慮してあげてますって姿勢がまだまだ差別につながっている。SUUMOのやってることがいい、悪いではなく、やはり日本のマインドがまだまだ未熟なんだろうなあと。

あわせてゲイ弁護士が言っていたが、『こういうSUUMOが行っているような寛容さに対してLGBT側は、このような対応してくれてありがたいと思わないといけないような、どこか遠慮した空気が醸成されてる。そのような中で全盲の弁護士がいったような本質を突く発言によくぞ言ってくれたという思いと同時に涙が出てくる。』という内容のことを付け加えており非常に印象的だった。

生きづらさを抱えた人間は社会に遠慮して生きている。わかってもらいたいけどどこか自分が周囲に迷惑をかけているのだから自身の主張を放ってはいけない心理状態が更に自身に鎖をかけ生きづらさを増長させているように思う。
今回出演の障害者は正直、弁護士や医師など社会的肩書があり自信を持って生活している面があると思う。それに対し普通の障害者(という表現も変だが…)がそこまでのマインドに達することができるのか?なかなか難しいとは思う。

でも障害者か健常者かを問わず、生きづらさは人間としての共通のテーマであり、ある程度今回の番組の様に自身の気持ちを正直にさらして周囲に発信しない限り自分も周りも変えていくことはできないと感じた次第である。




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