フジテレビ ザ・ノンフィクション鑑賞
今回は足立区にある焼肉の名店が舞台。
こんな店。以下食べログより抜粋。
昭和の郷愁漂う残す焼肉店「スタミナ苑」は、1999年発行の日本版「ザガット・サーベイ」にて、なんと全レストランの中から1位を獲得。
交通の便が良いとはいえない場所にも関わらず、行列が絶えることはない。
創業以来変わらない丁寧な仕込みによって実現する、自家製タレ以外の余計な味付けを必要としない完成された肉。
小ぶりなガスロースターの上で思い思いに焼き一口食べれば、“並んでよかった”としみじみ思うはずだ。
2017.11.19時点の食べログ点数は4.43。
行った事無いけど、間違いないんだろうなあ・・・
寺門ジモンが間違いなく通ってるんだろうなあと思ったら、古坂大魔王と一緒にいってる様子がネットにありました。
2008年の古坂大魔王のブログです。
まだまだピコ太郎になるずっと前の時代ですね。
ピコ太郎曰く『バリウンコ美味いのだ!!』…そうです。
一生食レポの仕事なんて来なそうな、小学生でも使わない表現ですがまあ美味しいんでしょう。
それでは番組での気になったポイント!
- 店主の豊島雅信がすごい
2歳の時に精肉の機械に右手を突っ込んで指を2本失って以来、ハングリー精神で頑張ってきたとのこと。
リコーダーの授業でも何もできないのでただ見てるだけ。
人が当たり前にできる事ができないもどかしさ。
今までそれを乗り越えてきた。右手にハンディがある分、肉を切るときに左足に体重がかかるらしいんですな。
んで8時間立ちっぱなしの仕事だから左足が壊死してて穴開いてましたよ。
もうバイトなりに接客任せればいいのにそんな気はさらさらないようです。店が終わったら終わったで仕込みがあるから休む間もなくしんどそうでしたわ。
こんな店で愛の貧乏脱出大作戦の修行なんかできたら幸せだろうなあと思いながら観てました。
- 便所掃除を率先してやる店主
そんな豊島さんは店のトイレ掃除をバイトに任せません。
『いやなことは他に任せず自分でやるもんだ』と。
こんなトップだから下もついてくるんでしょう。客が小便すればするほどビールの消費が上がって店が儲かるんだから感謝しないといけないとも。
こういう発想ができるから成功できるんでしょう。 - 仕事が丁寧
下処理が大変なんですね、焼肉って。包丁の入れ方でウマさが変わるようで。
そういえば『肉の切り方』っていう焼肉屋ありましたね。
日本橋店に行った事があるんですがそこも美味しかったです。まあ店名になるくらい、肉の切り方って大事なんでしょう。
初めて知ったのがギアラ(第4の胃)にはひげが入ってしまってるので取り除かないといけないということ。
牛さんは鼻が乾かないように絶えず舐めまわすんだけど、その時にひげも口に入ってしまい、それがギアラに溜まるんだと。
だからそれを取り除く処理が気の遠くなりような作業で大変そうでした。
そんな徹底した仕事ぶりが味につながってるようです。 - 一応この店でバイトしてた子が自分の店を出すまでの成長物語でもあったのですが…
なんか店主のインパクトがすごすぎて、メインの成長物語はあまりどうでもよかったというか。
大分で弟子が店を開けてるそうですので近い人はどうぞ。
『井とう』という店です。
とりあえず、店主が亡くなる前に一度行ってみたいですな。
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