【2017全米プロ選手権 松山悔し涙…】松山英樹がメジャーを勝てない3つの理由をひねり出してみた




松山英樹のメジャー戦績を振り返る

「ヒデキ、感激!」とはならず、松山の悔し涙で全米が泣いた2017年メジャー最終戦の全米プロ選手権。
インタビュー後に初めて見た松山の悔し涙に思わずもらい泣きしそうになりましたが、そんな事したら上西議員に「他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ。」
って怒られそうなんでこらえました。
一応元ゴルフ部なんでメジャーの試合は毎回見てるんです。
ちなみに軟弱慶応高校ゴルフ部時代、唯一の思い出は全米シニアメジャーを制覇した井戸木鴻樹の息子と神奈川の試合で一緒にラウンドしたことです。
どんな息子さんだったかはここでは諸事情より言えません…もったいつけてる訳では無くちょっとアレなんで…

松山は今回の試合でメジャー21試合目だったんですが、2位が最高、ベストテンフィニッシュが7回と上々の成績。
予選落ちも3回だけですので普通に見れば文句は無い成績なのですが…
いかんせん期待感が半端無いので可哀想ではあります。

ただし、世界ランクベスト5でメジャーを勝ってないのは松山だけってのもまた事実。
5位のガルシアは今年のマスターズでメジャー74戦目37歳で勝ったのでここまでは引きずって欲しくはないですが…
理由は「たまたま巡り会わせがわるいだけ」って話もしますが一応敗因をデータから見てみようかなと。

メジャー試合名   1ラウンド 2ラウンド 3ラウンド 4ラウンド 最終
スコア
2011 マスターズ 松山英樹 72 73 68 74 -1
  順位推移 31 12 18 27  
(優勝者) チャール・シュワーツェル 69 71 68 66 -14
  順位推移 7 43 2 1  
2012 マスターズ 松山英樹 71 74 72 80 +9
  順位推移 14 31 27 54  
(優勝者) ブッバ・ワトソン 69 71 70 68 -10
  順位推移 4 3 4 1  
2013 全米オープン 松山英樹 71 75 74 67 +7
  順位推移 16 37 39 10  
(優勝者) ジャスティン・ローズ 71 69 71 70 +1
  順位推移 16 3 5 1  
全英オープン 松山英樹 71 73 72 70 +2
  順位推移 21 20 11 6  
(優勝者) フィル・ミケルソン 69 74 72 66 -3
  順位推移 9 11 9 1  
全米プロゴルフ選手権 松山英樹 72 68 73 66 -1
  順位推移 74 28 38 19  
(優勝者) ジェイソン・ダフナー 69 63 71 68 -10
  順位推移 11 1 2 1  
2014 マスターズ 松山英樹 80 71 +7
  順位推移 90 68  
(優勝者) バッバ・ワトソン 69 68 74 69 -8
  順位推移 2 1 1 1  
全米オープン 松山英樹 69 71 74 74 +8
  順位推移 6 14 23 35  
(優勝者) マーティン・カイマー 65 65 72 69 -9
  順位推移 1 1 1 1  
全英オープン 松山英樹 69 74 73 71 -1
  順位推移 10 24 38 39  
(優勝者) ローリー・マキロイ 66 66 68 71 -17
  順位推移 1 1 1 1  
全米プロゴルフ選手権 松山英樹 71 72 70 68 -3
  順位推移 54 69 56 36  
(優勝者) ローリー・マキロイ 66 67 67 68 -16
  順位推移 4 1 1 1  
2015 マスターズ 松山英樹 71 70 70 66 -11
  順位推移 18 12 10 5  
(優勝者) ジョーダン・スピース 64 66 70 70 -18
  順位推移 1 1 1 1  
全米オープン 松山英樹 70 71 72 70 +3
  順位推移 26 21 19 18  
(優勝者) ジョーダン・スピース 68 67 71 69 -5
  順位推移 7 1 1 1  
全英オープン 松山英樹 72 66 71 71 -8
  順位推移 64 10 18 18  
(優勝者) ザック・ジョンソン  66 71 70 66 -15
  順位推移 2 4 6 1  
全米プロゴルフ選手権 松山英樹 70 70 71 74 -3
  順位推移 15 15 24 37  
(優勝者) ジェイソン・デイ  68 67 66 67 -20
  順位推移 3 2 1 1  
2016 マスターズ 松山英樹 71 72 72 73 0
  順位推移 13 5 3 7  
(優勝者) ダニー・ウィレット 70 74 72 67 -5
  順位推移 9 8 5 1  
全米オープン 松山英樹 74 78 +12
  順位推移 79 138  
(優勝者) ダスティン・ジョンソン 67 69 71 69 -4
  順位推移 1 1 3 1  
全英オープン 松山英樹 72 78 +8
  順位推移 75 111  
(優勝者) ヘンリック・ステンソン 68 65 68 63 -20
  順位推移 12 2 1 1  
全米プロゴルフ選手権 松山英樹 69 67 67 68 -9
  順位推移 21 9 5 4  
(優勝者) ジミー・ウォーカー 65 66 68 67 -14
  順位推移 1 1 1 1  
2017 マスターズ 松山英樹 76 70 74 67 -1
  順位推移 54 16 28 11  
(優勝者) セルヒオ・ガルシア 71 69 70 69 -9
  順位推移 4 1 1 1  
全米オープン 松山英樹 74 65 71 66 -12
  順位推移 82 8 14 2  
(優勝者) ブルックス・ケプカ 67 70 68 67 -16
  順位推移 4 1 2 1  
全英オープン 松山英樹 68 72 66 72 -2
  順位推移 12 10 5 14  
(優勝者) ジョーダン・スピース 65 69 65 69 -12
  順位推移 1 1 1 1  
全米プロゴルフ選手権 松山英樹 70 64 73 72 -5
  順位推移 15 1 2 5  
(優勝者) ジャスティン・トーマス 73 66 69 68 -8
  順位推移 44 7 4 1  

メジャーの壁???

よく海外挑戦して負けると「○○の壁」と表現されます。
競馬で言えば「凱旋門の壁」にディープインパクトやオルフェーブルが負けたとか、「メジャーの壁」に錦織が負けたとか…
でも敗因を外壁に求めてる時点で負けですよね。本人達は壁なんて思ってないでしょうし、そんなものは勝手にマスコミが作り出した幻想だと思ってるはず。
敗因は内的要因でしょうし。
いい加減、こんな表現は本人達のためにも止めにしましょう。戦争に負けた名残で欧米に対する卑屈な感じが出てるのも嫌ですし。
どこか、「壁があるんだから俺達しょうがないよね」的な言い訳にも聞こえ…
大げさに言えば、この表現が受け入れられる日本って言うのは、皆さん自分に言い訳つけて人生の妥協を正当化しているのでは…
「あんな悔し涙を見せるほど練習してる松山だってメジャーの壁に跳ね返されるんだから、俺も会社から昇進の壁で跳ね返されてもしょうがない」とか。
いえいえ、松山もあなたも何かが足りてないだけですから~残念!(by久々のギター侍)みたいな。
こんな意味合いであれば上西議員の言ったことも理解できますが…恐らく違うでしょう 😎 

それに壁なんてあっさり突破する時は突破しますしね、野茂とかイチローみたいに。
どちらもトルネードや振り子を貫き通すくらいメンタルが強靭なのは共通点でしょうが。
だから、とりあえずメジャーの壁っていう敗因は消えました、というか消しました。

メジャーベストテンフィニッシュ7回の内容は…

2013全   米 16位⇒37位⇒39位⇒10位(11打差⇒6打差)
2013全   英 21位⇒20位⇒11位⇒6位(6打差⇒5打差)
2015マスターズ 18位⇒12位⇒10位⇒5位(11打差⇒7打差)
2016マスターズ 13位⇒5位⇒3位⇒7位(2打差⇒5打差)
2016全米 プロ 21位⇒9位⇒5位⇒4位(4打差⇒5打差)
2017全   米 82位⇒8位⇒14位⇒2位(6打差⇒4打差)
2017全米 プロ 15位⇒1位⇒2位⇒5位(1打差⇒3打差)

まず、カッコ内は3日目終了時点での首位との差⇒最終の差です。
これを見ると、ベストテン以下からの比較的、精神的に楽なスタートのときは最終日に差を詰めていますが、優勝を意識するベスト5からのスタートの時は最終日に打数が広がってます。

まあ、勝負にいって打数が広がることは確かにあるのですがそれでもメジャー最終日に耐えうるメンタルはまだ無いのかなと。
最終日最終組で爆発して勝つって言うのもなかなか難しいので、今の松山が勝つとしたら、3日目終了時点で首位と4打差12位、最終組の5組前位でその日ベストスコア65を気楽に出して伸び悩む上位陣を尻目に優勝っていう感じでしょうか。

結論

結局考えた敗因は3つ。


  1. これはいくら松山がベストなゴルフしてもそれを上回る選手が出たらそれまでの話ってことで。
    世界陸上のリレーみたいにボルトが自滅して日本が銅メダル取るのも運ですし。
    もちろんそれに備えて最終走者変更するような準備をしなけりゃ結果は出ないですが。
    しかし、ジャスティン・トーマスの木に当たってフェアウェイ&ボール止まったのにカップインはほんと紙一重でした。
    これが松山にも降りかかってくるには数こなしていくしかない…

  2. メンタル
    さっきのデータ見たように最終日のメンタルを克服しないと難しそうね。
    ジャスティントーマスは雰囲気持ってるもん、勢いというか。客も巻き込んで味方にしやすいし。
    松山もメジャー1勝すればポンポンと2勝、3勝と勝てそうではあるが…
  3. スロープレー
    あと、これは直接の敗因とは思わないけど、松山は以前からプレーがスローなのもちょっと気になる。
    過去ペナルティ受けたりしてるし、今回感じたのはアドレスから打つまで時間が他よりかかるからその間に若干迷いが生じたりしないのかなと。
    素人の俺が言うのもなんだけど、ゴルフやっててアドレスが長いと一瞬頭に負のイメージがよぎってスムーズに動かない時があるんだよね。
    別に松山のリズムでこれまで結果出してるからいいんだろうけど。

    でも野球でピッチャーのリズムがいいと野手にもいいリズムが生まれるよね(一応当方中学野球部…)。
    ゴルフの時も、一緒に回りたい人っていうのは実際いて、回るリズムがいい人は自分もいいスコアが出る可能性高いです、経験上。

    松山と回る人が松山に対して「何か、松山と一緒だとリズム悪いんだよねえ、嫌だなあ」なんて思うと双方のリズムが悪くなってしまわないかと若干不安。
    余計なお世話だとは思うが…

以上、松山のメジャーで勝てない理由を考えて見ました。
来年は是非、「ジャスティン・トーマス」を「ジャスティン・ローズ」と連呼するような実況ではない、テレビ朝日放送のときに優勝お願いします。
世界の青木が生きてる間になんとか!

 




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