この前、テレビで林修先生が説明してました
年賀状の季節が近づいてますね。
昔よりは社内で互いにしたためることも少なくなったので助かってはいますが。
『虚礼廃止』万歳!
年賀状の書き方について
いくつかポイントがありますが、目上の方に出すケースで考えてみましょう!
句読点は打たない
本記事のタイトルの話。
句読点は挨拶文等で入れちゃダメです。
あくまで基本的にはということで時代と共にその認識も変わっていくかもしれませんが。
ではなぜ入れちゃダメか?
- 相手をバカにしないため
句読点を元々日本は打たない文化だったのが、識字教育の中で『誰でも読みやすいようにするため』に付けるようになった。
つまり、上司の句読点入りの年賀状を送ると・・・
『お前、バカなんだからわざわざ句読点入れて読みやすくしてやってんだよ!』
というメッセージを暗に含んでしまうことになるのであまりお勧めできません。
嫌いな上司なら別に止めませんが… - 区切りをつけない
喜ばしいことは区切りをつけないという縁起担ぎ的な理由から。
ちょっと違うかもしれませんが会合とかの最後に行う中締め的な発想ですかね。
中締めとはいいつつ、終わりの合図な訳で、日本人は区切りをつけるのを嫌いますね。
茶漬けを勧められたら帰れ的な文化。
まあ嫌いじゃないですが。 - 毛筆の時代の名残
日本は元々毛筆文化で句読点をつける習慣が無かったため。
忌み言葉を使わない
良くあるのは『去年』は使わずに『昨年』や『旧年』を使用するって話。
去る、離れるは縁起が悪いのでね。
A HAPPY NEW YEARはNG
Aはつけちゃダメ。
ハッピーバースデーに『A』をつけるようなもの。
正しくは『HAPPY NEW YEAR』。
まあ、上司にあまり使わないかもしれませんが。
年越し前の『よいお年を!』という挨拶なら『A』をつけてもいいみたいですが、年賀状は年越し後に届くものですからね。
西欧では年越し前にクリスマスと新年の挨拶を同時にするケースが多いからそれとごっちゃになってるのかな。
賀詞は四文字で
『賀正』、『迎春』よりは『謹賀新年』、『謹賀新春』の方が略してないので無難。
失礼にあたりません。
年号・月日の書き方
『平成30年1月1日 元旦』はNG。
もう世間の常識ですが、元旦は1月1日の朝のこと。
(元日は1月1日全体)
だから『平成30年1月1日 1月1日朝ですよ~』って繰り返し伝える事になりので正しくは
『平成30年 元旦』だけでOK。
コメントを残す