【なるほど】高須クリニックはじめ、美容外科のCMが垢抜けない件。実は…




主な美容外科のCMを振り返る

高須クリニックの高須院長が、名誉毀損で民進党の大西健介衆院議員に対し訴訟を起こした件。
院長のお怒りはごもっともだと思うし、裁判は頑張ってくださいとは思うんだけど、美容外科のCM全般に対しなんか垢抜けないというか、失笑気味の内容が多い気がするのは俺だけだろうか…と思いまずは振り返って見た。

  • 湘南美容外科
    キャッチコピー『美容医療をもっと身近に』
    CMで相川理事長が『好きな言葉は情熱です』っていうのが印象的。施術例と料金を紹介。
    整形シンデレラオーディションの様子がHPから見られます。

  • 大塚美容形成外科
    大好きな番組だったビューティーコロシアムで、美のプロフェッショナルの一員だった半田俊哉&望月正史先生がいるクリニック。
    昔のCMしか見当たらず。
    歌+最後にクリニック名のパターンだが改めて見ると歌詞がすごい。
    『隣のあの娘は大塚美人、あいつの彼女も大塚美人、僕の姉貴も大塚美人、嗚呼なんて素敵な~大塚美人!嗚呼、大塚美人!』

    『登場人物、全員整形!…』ってアウトレイジのキャッチコピーじゃねーか。

    ちなみに『美人』の歌詞は『娘』にその後変更になりました。まあ、整形しても美人じゃねーのいるから誇大広告になっちまうしなあ。
  • 城本クリニック
    電話番号+クリニック名を連呼したBGMに乗せて女優が絨毯をゴロゴロしてるだけのCM。

  • 共立美容外科
    はるな愛がクリニック名を連呼しながら踊り、最後に一言『どこ見てんのよ』。美川憲一の方が印象強いかな。

  • 東京上野クリニック
    おなじみのタートルネックボーイ達がクリニック名等歌いながら踊る。

  • 高須クリニック
    言わずもがな、今はピコ太郎とコラボ中。結局クリニック名連呼して踊る。

主だったところをユーチューブで改めて見たけど、やっぱり失笑してしまう。普通若い女性対象にするんだったらもっとおしゃれで洗練されたものをって思ってしまうが…とりあえず歌って踊るパターンが多い。ちなみに上記の中で料金をCMで表示してるのは湘南のみ。
全般的にはイメージビデオ風というか直接的表現が避けられてる印象。例えば、マックのCMとかならハンバーガーの商品をどーんと前面に出せるけど、美容外科は施術前後の具体例とか出せないよね(特に上野クリニックはそれやったらモザイクだらけで訳わからなくなるわ…)

そこで厚生労働省の医療広告ガイドラインを読んで見ると…

まあ、初めて読んで見たけど色々と規制が厳しいね。一部抜粋(青字部分はOKってこと)。

6 医療に関する内容とは扱わない事項
医療に関する広告については、法又は広告告示により広告が可能とされた事項以外の広告が禁じられているが、以下のア~オに示す背景等となる画像や音声等については、通常、医療に関する内容ではないので、特段制限されるものではない。
ただし、風景写真であっても、他の病院の建物である場合やそのような誤認を与える場合、あるいは、芸能人が当該医療機関を推奨することや芸能人が受診をしている旨を表示(音声によるものや暗示を含む。)することは、医療に関する広告として、規制の対象として取り扱うこと。
ア 背景等となる風景写真やイラスト等
(例)町や海の写真、山や森のイラスト等
イ レイアウトに使用する幾何学模様等
ウ BGMとして放送される音楽、効果音等
エ 広告制作者の名称、広告の作成日、写真の撮影日等
オ 芸能人や著名人の映像や声等
芸能人や著名人が、医療機関の名称その他の広告可能な事項について説明することは、差し支えない。なお、実際に当該医療機関の患者である場合にも、芸能人等が患者である旨は、広告できない事項であるので、認められないものとして扱うこと。

基本的には医療法第6条の5にあるように、病院名、医師名、所在地などの『絶対的な事実』は広告して大丈夫だけど、過剰に美容整形を煽るような表現は駄目ってことらしい。そうするとガイドラインにあるようなことになり、表現方法が縛られた中でのCM作りに辿り着くのだと。どこか垢抜けないCMが多いのはこの辺が原因では無いかと。もちろん広告代理店も、もうちょい他の案があってもよさそうだが。

そう考えると高須クリニックのCMは制約された中では結構頑張ってるほうではないんでしょうか?

最後に疑問なのは、ビフォア・アフターの表現方法で、美容外科は駄目で、ライザップは大丈夫なのはなんででしょう???
医療行為では無いからってことだとは思うけど…
とりあえずあんま規制してもCMつまらなくなるからほどほどにしてほしい。




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